このページでは、初心者の方がBay輸出をスムーズに立ち上げるための手順について、解説しています。具体的には、以下4つのステップに沿って進めます。

eBayとPayoneerとのID取得

eBayは売買の場として、Payoneerは売上代金の受け皿と、円転両替サービスとして、それぞれ別の会社が提供するサービスになります。両社のアカウントを取得して、紐づけることが最初のステップになります。

特にPayoneerのアカウント取得手続きは、住民票や、公共料金の請求書の提出などが求められますので、準備が必要です。1週間程度かかかる見込みを立てておきましょう。

DHLやFedexのアカウント取得

販売に先立ち、DHLやFedexのアカウントを取得しておきます。これが無いと売れた後に発送ができません。

もちろん、クロネコヤマトの国際宅急便や、郵便局のEMSなどは事前のアカウント取得無しでも使えますが、割高になったり、商品によっては受付を拒否されるケースもあります。

そのためeBay輸出において、発送方法はDHLやFedexを基本として考えることが一般的です。

テスト販売と出荷

準備ができ来たら、テスト販売してみます。アカウント取得直後では、セリング・リミットのため3件程度しか出品できないはずですが、まずは練習として1,2件を実際に売ることになります。

不要な家財道具や、低価格な日用品を出品してみましょう。

この際に大事なことは、利益を得ることに執着しないことです。まずは実際に売れて、出荷し、お客さんに品物を届ける、という一連の動作に慣れることが大事です。

初回リミット・アップ手続き

実際に商品がお客さんに届いたら、eBayの事務局(カスタマーサポート)にリミットアップの依頼をしましょう。

事務局からいくつか、質問が来ますが、それに回答して審査を受けると、数日以内にリミット・アップされます。

ここまでくれば、本格的な販売の準備ができたことになります。しっかり仕入れを行って、出品を増やしていくことで、eBayセラーとして離陸・上昇していくことができます。

eBay輸出の立ち上げに必要な時間

上記4つのステップを終えるのに、速い人で4週間から5週間、ゆっくりやっても2か月程度で終えられれば順調な滑り出しです。

特に、Payoneerの本人確認手続きでは、人によっては住民票の取得など、資料の準備に時間がかかるケースもあり得ます。焦らず、しかし前倒しに、手際よく手順を進めていきましょう。

また、DHLやFedexでは、返事待ちが3日以上経過したら、確認(催促)の連絡をこちらから入れるなど、配慮が必要となる場面もあり得ます。

まとめ

以上、この記事では初心者がeBay輸出をスタートして、スムーズに立ち上げるところまでの大きな流れを説明しました。ラフなイメージを掴むことができたかと思います。具体的には、

eBayとPayoneerのID取得
    ▼
DHLやFedexのアカウント取得
    ▼
テスト販売
    ▼
リミットアップ

という順序です。

eBayは、最初からスタートダッシュして利益を急拡大する、というやり方はむしろリスクが大きいので焦らず、着実に長期的な展望の中で育てていく、という気持ちで取り組む人が成功しています。

利益が出て軌道に乗るまでには、最低3,4か月、副業でやるなら半年から1年程度はじっくり腰を据えてやる覚悟で、取り組んでいきましょう。

そして、その間、いろいろなことが起きて戸惑うこともあるかと思いますが、気持ちを強く持って、必要なら人に助けを求めて、少しずつでも前進する気持ちでやっていきましょう。

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