このページでは、eBay輸出をスタートすための準備として、ソフトと資料について解説していきます。仕事は段取り八分と言います。
見通しを立てて、一つ一つクリアしていくことで、eBay輸出のスムーズな立ち上げが可能となります。
eBay専用メールアドレスの準備
私生活用のメールアドレスとは分けましょう
メールアドレスは、アカウント取得の際に必要になります。
ここでのポイントは、私生活用のメールアドレスとは分けることをお勧めします。
イーベイ輸出を始めると、定型的な連絡だけでなく
中には、24時間~48時間以内に対応が必要な重要連絡(クレームやアカウント保全に必要な手続きなど)が届くことがあります。
こうした重要な情報が、私生活のメールに混ざってしまうと、読み落としの原因になります。
そのため、eBay輸出専用のメールアドレスを作ることをお勧めします。
ペイオニアとeBayは同じメール・アドレスでもOKです。
eBayとセットでアカウントを取得する決済サービスのペイオニアでも、メールアドレスは必要になりますが、こちらはeBay用のアドレスと同じモノでも構いません。
定型的なメールが多く、eBayと同じでも問題になることはあまりありません。
むしろ同じメールアドレスの方が、管理の手間が減ってメリットが大きいですね。
メールアドレスもたくさん増えてくると、管理が大変になるので、必要最小限に抑えたいものです。
ぺイオニアとeBayのアドレスが違った場合はどうなる?
もちろん、既にぺイオニアのアカウントを持っていて、運用実績がある中で、さらにイーベイでもペイオニアを使いたいという場合もあるかと思います。
その場合は、メールアドレスが別になる可能性もありますが、それ自体は特に問題になることはありません。
クレジットカード
利用目的
ebayのアカウント取得時に、クレジットカードの登録を求められます。これは、eBayが課金先として使うために登録することになります。
通常の手数料徴収は、売上代金の中から天引きされるのですが、eBayアカウント内に残高が不足するには、クレジットカードに課金されるシステムとなっています。
登録できるクレカのブランド
現在のところ、VISAとMASTERの2種類が登録可能です。物販ビジネスをしていると、マイレージやポイントなどの還元率の高いカードを使いたいところですね。
AMEXを利用している人も多いと思いますが、現在のところ、残念ながらeBay登録用としては対応していません。
クレカ選択の留意点1
アカウント作成時に登録するクレジットカードは、後で変更も可能です。
この段階で、還元率にこだわって、カード選びに時間をかけるのはお勧めできません。
スムーズにアカウントを立ち上げることに集中しましょう。
クレカ選択の留意点2
メールアドレスの場合と類似の話になりますが、私生活用のクレジットカードとは別のものを用意して登録しましょう。
クレジットカードを、eBay用、私生活用という形で分けることで、後々、確定申告が非常に楽になります。
私生活用の支出情報が、明細にあると、それを事業用と区別するために手間がかかります。
税理士に丸投げできる場合でも、事業用と家計用が混在していると、税理士報酬が高くなる可能性がりますので、注意たいところです。
確定申告自体は、あまり大きな利益を生む活動ではありませんので、時間効率を高め、無駄なコストがかからないように、工夫しておきたいですね。
身分証(運転免許売証・パスポート)
身分証は、Payoneer(パイオニア)のアカウント取得時に、本人確認を目的として提出を求められます。
ポイントは写真がついていることです。日本人の場合、具体的には、運転免許証やパスポートを、身分証明書として提出することになります。
公共料金の請求書・住民票(住所確認のため)
公共料金の請求書について
身分証明とは別に、住所証明(居住証明)のため、公共料金の請求書の提出を求められます。電気代やガス代、水道代の請求書ですね。
このほか、インターネットの通信回線や、ケーブルテレビの回線の請求書も使えます。
ここで問題になるのが、家族名義で請求されている場合です。
日本では世帯主名義で、公共料金の請求書が発行されることが多いと思いますが
世帯主の配偶者や子弟が、ペイオニアのアカウントを取得しようとする場合には、公共料金の請求書は名義が異なり居住証明として使えません。
そこで、このような場合には、住民票を使います。
住民票について
住民票は、3ヵ月以内に発行されたもので、本籍とマイナンバーの明記が無いものを提出します。
住民票には、アカウント取得者の氏名と、Payoneerに登録した際に使用した正確な住所が記載されている必要があります。
身分証明も、住所確認も、どちらもペイオニアが求める資料で、eBayが求めるのは、メールアドレスと、電話番号です。
ぺイオニアは、金融機関ですので、それだけ厳格な手続きになります。